☆ラプソディア  

           

           幻想水滸伝なんてプレイしたこともない管理人、どこで間違ったか「ラプソディア」を購入。

           プレイすることに。

 

           最初、まごつきました。

           紋章って、何?紋章砲って??

           戦闘中に使える紋章って、それ何のこと???

 

           おかげで、しばらく放置されたかわいそうなソフトでした。

           はっきり言って、RPG特に正統派は時間があるときじゃなきゃ、出来ません。セーブポイントは

           決められてるし、シュミレーションタイプだと戦闘に時間がかかるし。

 

           まあ色々と一落ち着きしたんで、いざ再度プレイ。

           耳慣れない「紋章」「紋章砲」「魚眼」なんてのは、そういうものがあるのね、くらいに考えることに

           して兎に角進めました。

           で、結論から言えば。面白かったです、ちょっとストーリー的には物足りなかったけど。

           これは仕方ないですね、「幻水4」を前提に製作されてるんだから。

           バトルシステムなんかは、管理人の好みでした。(このタイプ、好き嫌いが分かれるだろうな)

 

           父のウォルターとその部下2人、ウォルターの息子のキリルと使い魔のヨーンは紋章砲の

           謎を追って旅していますが。その途中、紋章砲の力でウォルターは魚人にされ、キリルは

           仕方ないことながら父の最期を目にすることになります。

           一体何故ウォルターは紋章砲を探していたのか、部下のセネカとアンダルクも細かいことは

           知らないままで。ヨーンは何も語らず。

           ここからキリルの、父の謎を解く旅が始まる。

           まあ、そんなあらすじです。

 

           ビジュアルは、はっきり言って好みとは言えませんでした。特にストーリーイベント中。

           これ、ポリゴンでしょうか。キャラがデフォルメされすぎててちょっとね、サイズが小さいからまあ

           何とか。

           バトル中は、トリやウマの動きもキャラの動きやビジュアルも好みだったんですが。

           画面下のウィンドウ脇の表情は、もろ好みの美男美女だらけでした。

 

           システムは、フィールドでの移動は大まかに世界マップの上で。

           町や都市に入ると、クリックでどこに入るか(キャラバンで装備、セーブするか。街中で話聞くと

           か)選びます。

           場合によっては、入った途端に戦闘開始なんてこともありますので、まあ慣れないうちは先に

           キャラバンに入っておいたほうが無難でしょう。

           キャラバンで、セーブやスキル上げ、装備換えなど出来ます。

 

           戦闘システムは、移動距離がキャラによって設定されていて、そこまで行ったら待機なり攻撃な

           りの行動に移るというもの。

           はっきり言って、時間掛かります。

           2時間近く戦闘してたことがあります、このヘボプレイヤーは。

           こっちが先制攻撃出来る様に計算して、キャラの移動を決めないと敵に先手を取られてぶん殴

           られますので、要注意。

           また魔法、紋章を宿した場合使えるようになる魔法は、発動に時間がかかるもののやはり強力

           で。敵さんの範囲の広い攻撃魔法は、脅威です。・・・・・・全滅しかけたこと、何度か。

           取りあえず、一発殴って集中切らせるとOK。でも同じこと、こっちの連中もやられますからね。

           回復系は、使い勝手が良かった。

 

           後、地面属性の得手不得手も忘れちゃいけません。行動後に、HP回復したり減ってたり。

           結構これが響くこともありますので、キャラの得意属性に合わせて地面を変えていくと宜しい

           かと。(でも属性相克憶えられなくて、このヘタレプレイヤーは。五行なら憶えて・・・)

           アイテムと紋章魔法、どちらでも変えられます。

 

           魔法より発動が早くて、しかも敵だけを(魔法だと範囲内の味方も巻き込みます)攻撃できる

           のが、協力攻撃。

           組み合わせは、まあキャラの数だけあるようで。

           友好度が上がると使えるようになるんですが、上げ方ってのが。戦闘中のお喋りで上がります。

           私は喋ってターン無駄にするより、敵をぶったたいておりましたが。

           上手く使えば魔法より使い勝手が良いんでしょうが、範囲が狭かったり広い範囲に使えない

           物が多くて、あまり使わなかったですね。

 

           あと楽なのは、レベルが上がると全回復してくれること。甘いと言えばそうなんですが、助かる。

           甘くないのは、パーティーに入らないとレベルが上がらないってことですか。

           この二つが逆になってるゲームもありますから、まあお互い様ってとこで。

           (同時進行してた「テイルズ」は、一斉にレベルは上がるけど回復は無しでした)

 

           町では、アイテム買ったり紋章買って宿してもらったり、武器防具の買い物。あとはこれが肝心

           な噂話・・・・・・肝心でもない。

           噂話ってRPGでは聞かないと先に進めなかったりしますが、まあ何度かは必要だったりしました

           が、殆どはこのゲームの噂話は「クエストギルド」の依頼達成用だったのです。

           ストーリーが進んでいくと、クエストギルドで依頼が受けられるようになりまして、これを上手くこ

           なすとお金やスキルポイント、それに仲間集めも出来ます。

           特に仲間を集めようって方は、ここの依頼を受けないと集まりません。しかもランクが決められ

           てるんで、数こなさないと先に行かれないんです。

           ちなみに管理人は、ウマが欲しくてED近くまで行ってから根性入れて依頼をこなしました。

 

           そうです、ウマとトリ。ツノウマとイワドリ。

           うっとり・・・・。

           1頭目のツノウマは、ストーリーイベントで手に入りまして。まあ見た目は・・・カンガルー??

           移動範囲が段違いに広くなります。しかも戦闘中の移動で、パカラパカラ走るのが可愛くて。

           そしてイワドリ、これもストーリーイベント内バトル中に2羽手に入りました。

           見た目、育ちすぎたすずめかフクロウ。移動範囲が広がるのにプラス、敵の攻撃よけやすく

           なります。こっちはバサバサ音立てて、羽バタつかせて飛んでまして、可愛い。

           この後のイベントでツノウマ1頭手に入るも、あとウマもトリもまだ手に入ると聞きまして。

           その為にクエストギルドの仕事した外道です。

           ウマ3頭に乗ったメンバー、トリ3羽に乗ったメンバー。それぞれ協力攻撃が使えまして、

           これがまた・・・・。ウマは後ろ足で蹴り上げ、トリはバサバサとほこりを巻き上げ。

           中々のものでございました。

 

           当パーティーにおきましては、あまり強いキャラでなくても、ウマやトリに乗れるキャラは大変

           優遇されておりました。

           ちなみに、主人公初め最もメインのメンバー達、ウマにもトリにも乗れないんで後半プレイヤ

           ーに冷遇されたと言う・・・・。お気の毒。

 

           さて、軽くキャラ紹介など。(メインメンバーと好みで選びました)

 

           §キリル

           主人公です。RPGの主人公って、すごく癖があるか、もしくはプレイヤーの感情移入しやすいよ

           うにあまり個性的でないか、って感じですが。

           どっちかって言うと、後者かと。正統派の美青年(美少年?)で、正義派で。困ってる人を助け

           たがって、トラブルに巻き込まれるタイプ。

           パパの死がトラウマになって、途中まで役立たず。特にお魚相手のバトルで、止めを刺せずに

           パーティーを危険にさらした。プレイヤーは切れかけましたよ。

           御参考までに、終了時の彼のレベルは36でした。これだとラスボス戦、ちょっと苦戦。

 

           §セネカ

           キリルパパ、ウォルターの部下でその死後はキリルに仕えてます。頼りになるお姉さま。

           武器が飛び道具なんで、プレイヤーに結構贔屓された・・・・・・前半は。

 

           §アンダルク

           キリルパパ、ウォルターの部下でその死後はキリルに仕えてます。頼りにならないお兄さん。

           魔術師。最初上手く紋章魔法が使えなかったのと、攻撃力が弱いんで最後までプレイヤー

           に邪魔者扱いされた、可哀想な人。

 

           §コルセリア

           けなげで可愛い美少女、藤姫思い出させるタイプ。ネオロマゲーマーにはこれで解るかと。

           某皇国の皇女様と、後に判明。でも、ママはイスカス(ラスボス、全ての元凶ですな)と駆け落ち

           おじい様もパパも、お魚にされてしまうという、とってもシビアな生活を送ってます。若いのに。

           魔術師、この子の回復はとても役に立ちました。

 

           §ヨーン

           キリルパパの使い魔。なーんにも喋らない。ヨーンを通すと、キリルが死んだ人のメッセージを

           伝えられる(よりましって奴ですね)んで、色々と最後の方で謎解きが。

           そしてこの人、「キリルママだったのね!」最後に判明、一応隠し文字。

           要は、紋章兵器として使われたのはヨーンたちの世界の生き物だった、らしい。

           パパの魂と共に、向こうの世界へ行っちゃいました。

 

           この5人がデフォメンバー、後はイベントで集まったりクエストで集まったり、町で話したら仲間

           になったりと。何と言っても、108人(いたのかな?)ですから。

           適当にプレイした管理人でも、50人くらいは仲間にしました。

           その中から、お気に入りを。

 

           §ジュエル

           元騎士の美女でして、ビジュアルだけで管理人は虜になりました。ショートカットの銀髪に、笑顔

           が素敵な戦士でして。かなり強い上に、ウマにもトリにも乗れるという。後半、プレイヤーの

           贔屓を一身に受けてた人。装備もスキルも最高に磨いて、勿論ラスボス戦まで投入。期待を

           裏切らない活躍をしてくれました、

 

           §フレア

           群島の、とある島の王女様。飛び道具使いな上に、トリに乗れたんで・・・以下同文。

           ポニーテールの活発な、でも上品な美少女。この子とコルセリアの協力攻撃の名前が「お姫

           さま攻撃」って名前で、大うけしました。後半、パパが仲間に加わってこっちでも協力攻撃できる

           ようになったけど、使わなかったな。しかし似てない親子、マッチョパパに美少女。

 

           §フレデリカ

           知的な美女。飛び道具使いで、ウマにもトリにも・・・・・以下同文。

           力は大して強くなかったものの、安定した攻撃力でやはり最後まで付き合って頂きました。

           セネカ、フレアとこの人で、飛び道具3人組みの「乱れ打ち攻撃」って協力攻撃が可能に。

 

           §キカ

           海賊の姐さん。初め男と思った、そのくらい全てにおいて男前だった。

           ただ・・・・・・乗れなかったの、ウマにもトリにも。で、後半はお蔵入りに。

 

           §オルネラ

           コルセリアの叔母様。これまた素敵な金髪ロンゲの美女、ウマにも・・・・・以下同文。

           素敵な女騎士で、プレイヤーは惚れましたが、この方何故か集中攻撃受けやすくて。

 

           §ケイト

           忍者系のキャラ。群島の関係で仲間になった連中と知り合いだったのと、クエストで助けたのが

           縁で仲間に。彼女もウマにも・・・・・同文。

 

           見事に・・・・・女性キャラばかり・・・。

           えーーと、男のキャラで覚えてるのは・・・アンダルクの元同僚だったクープ、オルネラの弟の・・

           名前が出てこない、と・・・・フレアのパパ。

           駄目だ、こりゃ。

 

           後味は大変宜しいゲームでした。

           ストーリー自体が結構重いのと、登場人物たちが背負ってるものが重いのでシリアスな展開

           を好む方には、宜しいかと。

           ただし、バトルシステムなど時間がかかりますので、余裕のあるときにプレイするのがお勧め。

           仲間、全部集めて108人・・・になるのかな。

           ちなみに「幻想水滸伝4」の引継ぎデータだと、そちらの主人公達も仲間になるそうです。

           これは只今(2006/6/14)プレイ中です、どう違ってくるか楽しみ。

 

           ◎コンバートプレイ終了しましたので、感想をちょっと。

 

           「4」の登場人物たちが、あちこちで関わってくるのがこれでやっとわかりました。

           いえ、その辺の情報無くても大丈夫にはなってますが、ギルドの依頼人の殆どが「4」の

           登場人物だったり。

           「4」ではあまり描かれていなかった、登場人物たちのバックグラウンドが見えたり。

           まあ、あくまで両方プレイを前提として作られているんですから、当たり前なんですがね。

           「4」はコンプして、コンバートしたので勿論4主も仲間になりました。

 

           で、ここで不満が少々。

           「4」のラスト(コンプリでのGEです)の、登場人物たちのその後。

           あまり引き継いでませんね、「ラプソ」

           特に、4主。

           あれだけ思わせぶりな終わり方しておいて、オベルに落ち着いてたんですか。

           夕食の蟹を取りに無人島なんかに行ってるわけですか・・・・・・。

           いいんですけどね、あの不幸顔の4主がのんびり暮らせてるのは、嬉しいんですが。

 

           で、主力で活躍してもらったんですが、キリルと親友状態だったんですが。

           エンディングが・・・・・・・・コンバートして無いときと・・・・・変わらない。

           せめて、4主とのエピソードを一つ、っていうのは贅沢なんでしょうか。

           キャラが魅力的になってきたのに、そのまま終わってしまうのは残念でした。

 

           しかし、4主が入ったら途端に、戦闘中の好感度会話が増えた。

           何を戦闘中に呑気な、と思いながら。多分キリルと4主のは全部出したと思います。

 

           他のキャラについては、キカが4主が入ると一層強くなりますね。

           この2人の協力攻撃は、中盤の要でした。

           スノウはすっかりいい子になってました、ので・・・・・・こき使った・・・。

           ケイトは、今回の最終戦はお休みしてもらいましたが。相変わらず役に立ってくれるお人で、

           NPCで出てきて回復をPCキャラにかけてくれるなんて、この人だけだわ。

           NPCになると、皆お馬鹿になりますね。4主でさえ、とんでもないことしでかしてくれて、フォロ

           −が大変でした。

           どのゲームもそうなんだろうか、NPCって。

 

           話が、逸れた。

           まあ、兎も角・・・・・2度目でも充分楽しめました。

           飽きっぽい私にしては、ちゃんとコンプしただけでもかなりなもので。

           本当に・・・・・・もう一つでいいから、ダブルリーダーのエピソードが最後に欲しかったけど。

           楽しかったです。^^      2006/6/19

 

 

           先ほど3周目が終了いたしまして、今回は魔法使いカルテットを育てましたので。

           使い勝手など、書き込みいたします。

 

           §シメオン

            大魔法使い・・・って設定どおり、とても使えます。

            上級魔法の発動が、結構早いのと。

            魔法使い系の最大問題、速の値がそこそこ早いので(育てれば)。

            疾風の紋章でもう一押しすると、かなりの戦力に。

            協力攻撃(協力魔法?)は、マキシンと。(パブロもですが、彼は育ててなかったので)

            可愛い美形顔で、ジーサン喋りがとても素敵でした。

            ただし・・・・ジャンプスキルが無いので、階段が下りられない。

            遠距離魔法で、しのぎました。離脱キャラ。

 

           §ジーン

            謎の美人紋章師さん、今回は紋章は宿してくれません。

            戦闘での参加です・・・・・・・・が。

            遅い・・・・・・・致命的に、遅い。

            パーティーに参加させてたのを忘れた頃に、順番が回ってくると言う。

            紋章とか装備で底上げしたんですが、限界・・・・・加えて、ジャンプスキル無し。

            でも、特に雷魔法は強いの何の。さすがジーンさん。

            協力攻撃は、今回は4人でのもののみ。

            衣装がよく見えなかったのが、勿体無い・・・・・・(爆)死亡キャラ・・・・なんです、彼女。

 

           §マキシン

            「4」で、主人公を暗殺しようと付け狙ってた彼女。

            今回は、素直に仲間になってくれまして。

            人を寄せ付けないタイプだけど、シメオンとの会話が。

            おじいちゃんと孫娘みたいで、彼女がとても可愛く見えた。

            力が強すぎると、周りに利用されるケースが多いもの。

            甘えられる相手が、見つかってよかったね・・・と言いたくなりましたね。

            速の値も、まあまあで。火の魔法が強いのが、お役立ち。

            ジャンプスキルがあるので、助かりました。協力攻撃は、シメオン、ロジェと。

            死亡キャラなんで、育てるのに神経使いました。

 

           §ロジェ

            寝返った魔法使い、と言ってはお気の毒ですね。

            敵ボス、イスカスにポイっと捨てられた可哀想なキャラなのです。

            軽めのやさぐれた口調が、真面目人間の多いこのゲームには珍しくて。

            風の属性なので、魔法使いにしてはかなり速の値が大きい。

            ただし、風魔法の攻撃系の発動に時間がかかるので。

            見切り発車・・・ではなく、呪文を敵の移動前に唱えさせると言う。

            ジャンプスキルも持ってますし、マキシンとの協力攻撃の発動も早くて。

            彼も・・・・・・死亡キャラです、念のため。

 

 

           これで、計3周しましたが。

           今回、クエストコンプリ目指しましたところ、メインメンバーのレベルが極限に達して。

           ラスボス戦が、さすがに緊張感も何も無くなりました。

           やはりね、これはまずいかも・・・・・・。

           システムが気に入ってますので、きっとまたプレイするでしょうね。2007/5/5

           

 

            長々お読みいただいて、有難うございました。      

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