金色のコルダ2

 

          遅れすぎのレビューです、時期外れもいいとこで。(汗)

          アンコールがすでに発売されてると言うのに、何とも早・・・・・。

 

          プレイはすでにやってましたし、何周かしたんですが。

          書く気が起きなかった、と言うか・・・・・・・コンプリしてからと思ってたら。

          それ以後、プレイしなかった・・・・・んです、実は。

 

          なので、コンプしてないレビューです。(毎度のことか)

          えーーー、辛口です。

          御注意を、お願い致します。

 

          「コルダ」ってゲームは、管理人の大好きゲームでして。

          前作は、やりこみした挙句にPSPまでプレイしたという、かなりの御贔屓ゲームだったんですが。

          ええ、勿論・・・・・今回のも、出来はよかったと思いますが。

 

          管理人が・・・・・・・ゲーム・システムに、特にシュミレーション・スタイルのものにのめり込む。

          システムと相性が良ければ、ひたすらにそれを追求してしまうタイプのプレイヤー。

          だということを、証明してしまったのでした。

 

          つまり、ゲーマーとしては正しいのでしょうが、恋愛ゲーマーとしては落第・・・ってこと。

 

          思うに、前作「コルダ」はシュミレーション・ゲームとして、ある意味極めた作品だったと。

          で、そのシステムに惹かれたわけです、管理人は。

          勿論、キャラも好きだし恋愛も楽しいんですが。

          それ以上に、育成に惚れ込んだ訳ですね。

 

          かなり根性入れて育成してると、ご褒美のようにイベントが起こる。

          ここで、声が付くと・・・・・・・感動!!!だったわけです。

 

          初期「アンジェ」で、ウェルカム・メッセージに声が付いた時の、あれですね。

          フルボイスでは味わえない、感動なのです。

 

          ま、つまり・・・・・・・メインのコース(育成)は辛口で、デザート(恋愛)に甘い物。

          そんなゲームが、好みだったわけです管理人。

          なので・・・・・・。

 

          恋愛がメインになった「2」は、ちょっと拍子抜け。

          育成システム、もっときっちりして欲しかったと。

 

 

          で、本題のゲームですが。(前置き。長いよ)

          前作で、時間をきっちりと計っての練習に、恋愛。

          さすがにこれ以上どうするんだろう?と思っていましたら。

 

          基本に帰って、1日行動は3回。

          「遥か」スタイルですね。

          まあ、単純になった分逆に育成の持って行き様が、難しくなった部分もありました。

          で、アンサンブル(前作で合奏が好評だったからなあ)を作り上げるわけで、アンサンブル練習と

          自分の技術用の練習と。

          恋愛にも関わってきます、2人練習と。

          土日は、2人練習に誰かを呼び出すか、自主練するか。(行動1回のみ)

          2人練習だと、その後デートに発展したり。 

          自主練だと、誰かさんに会ったり。

          シュミレーションは、大雑把に言うと・・・こんな感じ。

 

          アイテムは今回は、全てリリの店での購入。

          楽譜も(これは店に並ぶ条件が、あり)ここでの購入で、走り回らなくてよくなったと。

          喜ぶべきなのか・・・・・BP集めが大変だと、悲しむべきなのか・・・。

 

          BPは例のごとく、演奏を聴かせて集めます。

          今回面白かったのは、下手な演奏だと人が減っていくこと。

          その代わり、完成された曲を演奏すると・・・・・・人が、どこからとも無く集まってくる。

          これは、面白いシステムだと思いました。

 

          で、練習が進むと起こる・・・・・対立。

          これをクリアすると、曲の習熟上限が上がる・・・・前作の、解釈のスーパー化ですね。

          ん?アンジェ・トロワの補佐官の説得も、こんな感じだったのか?

          話がそれた、戻しまして・・・・・・習熟度の上限を最大に上げると、BPはドサドサ降って来ます。

 

          そして、BPが集まるのと共に、一般生徒は演奏会に来てくれるし(チケット・マークが付く)。

          この集客数も、評価に繋がるので。

          前半はともかく、後半はマークの付いていない生徒を探して走り回る羽目に。

 

          音楽科生徒は、アンサンブルに参加してくれるようになります。

          私は確認してませんが、これにも条件があるようで。

          某3年の先輩の親衛隊のお嬢ちゃんたちは、その先輩の参加しているアンサンブルを聴かせ

          ないと、アンサンブル参加はしてくれないようで。

          芸が細かい、コーエーさん。

 

          でもまあ、はっきり言って・・・。

          1周目ならともかく、音楽科生徒をアンサンブルに入れる必要は、無いんですよね。

          メインキャラだけで、完成できるんですもの。

          はい?レベルが上がらなくて、特に新キャラの誰かさんが演奏できない?

          BP貯まったら、ひたすら楽譜を買って投げ与えておけば、何とかなります。

          (何とかしました、管理人です)

 

          今回は、難易度が3段階に分けられまして。

          前作プレイ経験者は、普通からを推薦されてましたが。

          これは親切設計でしたね、確かに・・・・。

          コルダ慣れして無いと、普通では・・・・ちょっときついかもです。

 

          ただし・・・・・・コルダ慣れしてますと、難しいでも・・・・物足りなく・・・・。

          システムが、単純化してますので。

 

          さて、恋愛ですが・・・・こちらは、1人につき2ルート。

          これも、単純化されちゃいました・・・・。

          前作、意地と根性でイベント捜して・・・・・参考書のお世話になりつつ、ライバル度と親密度を

          ちまちま調整して、苦労して辿り着いたED・・・・・。

          苦労した後の、入手したものの貴重さ。

          ・・・・・・・・これがねえ、割と簡単に手に入ってしまうんで。

          拍子抜け。

 

          恋愛の、それぞれのルートの内容は面白いんで、それはいいんですけれど。

          相手の裏の顔が見えてきたり、ツンデレが完全に暴露されたり。

          はい、とても面白かったんですが・・・・・・・・。

          もうちょっと、苦労したかった・・・・・と言うのが、本心ではあります。

 

          イベントが多すぎて、食傷気味だ・・・と言ったら、反論が多いでしょうけれど。

          うーーーん、やっぱり管理人・・・・恋愛ゲーマーとしては、失格かも。

 

 

          なわけで(どういうわけだ)キャラ語り。

 

          ♪月森蓮(音楽科2年)

           ツンデレ代表。

           今回も、そのツンデレっぷりを余すところ無く、披露してくれました。

           ただねえ・・・・・・・・恋愛ゲームのキャラにしては珍しく、彼女よりも音楽を先に考える。

           そういうキャラ、管理人は好きなのですが・・・・。

           ちょっと気になるのは、シナリオの所為でしょうが・・・・・音楽の為に主人公を利用してる様に

           見えてしまうこと。

           これは、前作でも気になってたんです、実は・・・・・・。

           音楽を何より先に考えるのは、いいことなんですが。

           そのために、恋人を利用するように見えてしまっては、拙いのでは?

           主観です、聞き流してください。

           ワルツイベント、最も似合ってた人。

 

 

          ♪土浦梁太郎

           いいやつだなあ、相変わらず。

           ただし・・・思い込みが激しいのも、相変わらずだったり。

           前作から引きずってた、音楽への・・・と言うか、音楽界への不審は。

           これで拭い去られたんだろうか、どうでしょう?

           主人公を気にかけてくれるキャラとしては、一番だと思いますね。

           音楽が、奇麗事だけではないと知っているだけに、主人公の行く末が気になるんでしょうが。

           まあ、強い奴ほど陥るんでしょうが、他人の心配する前に。

           自分の中の葛藤を、片付けてしまいましょうね。

           ある意味、とても可愛い奴だと、管理人思うのです。

           ワルツイベント、正しいあり方だと。

 

 

          ♪志水圭一

           ええーーーーー、困っちゃったのは・・・・。

           何でそんなにのろくさ喋るんだい????ってことです。

           記憶違いかと思って、前作持ち出してみたんですが、もっと普通に喋ってましたが。

           多分、CDドラマとかアニメで、段々そうなっていったんでしょうね。

           はっきり言って、前の方が良かったです。

           普通のスピードで喋ってても、不思議系まったり喋りにちゃんと聞こえてましたから。

           この、のたくら喋りのおかげで。

           この子の恋愛イベント、殆どスキップかけてたのは私だけでしょうか。

           やりすぎは、いかんです。

           もっといい味出してたキャラだったのに、やりすぎたおかげでキャラ自体が壊れた気がする。

           相変わらず、激烈に可愛いんですがね。

           ワルツイベント、まだ背が足りないかも。

 

 

          ♪火原和樹

           えーと・・・・元気なだけのお馬鹿さん、だったのが前作で。

           今回は・・・・こいつ、大物になるかも・・・・・の片鱗を見せてくれましたが。

           相変わらず、単細胞で素直で直線的で。

           いい意味で、変わってなくておばさん嬉しかったよ。

           あれこれ、それでも悩みはあるけど。

           この子は、根本的にお日様なので、周りが決して放っておかない。

           この子が周りを助けた分、必ず周りもこの子をケアしてくれる。

           やはり・・・・大物になりそうで、いやコンクールなんかどうでもいいのさ。

           火原っちは火原っちであるだけで、それで値打ちがあるのさ。

           ワルツイベント、君のはフォークダンスだ。

 

 

          ♪柚木梓馬

           黒のキャラ、ネオロマ第一号。

           今回は、早々に(通常ルート上で)黒を出してくれました。

           ついでと言っては何ですが、火原にまでばらしました。

           大物の親友は、動じませんでした・・・・柚木は柚木だから。

           おおっと・・・・こうなると、まるで柚木はただのスネオに見えてしまったり、火原は大物。

           なわけで、黒を充分に楽しませていただきました。

           でもね、私の中のこの子は。

           家に従ってるように見せても、しっかり面従腹背するタイプなので。

           某ルートで、家のことであそこまで悩むのはいただけませんでしたね。

           ばあさんなど、吹っ飛ばして・・・・・己が道を行って欲しいものです。

           ワルツイベント、ワルツじゃなくてチークというんだそれは。

 

 

          ♪加地葵

           期待の新キャラ・・・・さてさて・・・。

           いかにも曲者の空気を、最初から纏って登場しました葵君。

           軽い空気で周りと、ついでに自分をごまかしつつ生きてる・・・・って・・・・。

           まあ、よくあるパターンですが、これをネオロマでしかもこの年代でやられると。

           管理人、興ざめなのです。

           このタイプでは、大先輩で大人の・・某夢の守護聖様とか、某地の白虎とか。

           大人たちがこのタイプだと、頷けるんですが・・・この年齢でやられても。

           つーわけで、ビジュアルが好みの割りに触手が動かなかったと言う。

           どうせなら、もうちょっと突っ張って欲しかった・・・・裏があるにしては、素直すぎ。

           ワルツイベントは、年齢相応で結構だと。

 

 

          ♪王崎信武

           相変わらず・・・いい人だなあ・・・・・!!!

           現実には、絶対にいないだろうキャラに癒してもらいました、ここまで非現実な方がいっそ

           徹底してて結構ですの、私には。

           で、海外コンクールに行って・・・・・という設定はよろしいんですが。

           遠距離恋愛も、大変結構なんですが・・・・・・・。

           この人のルート、あまりに簡単すぎて失敗する方が難しい。

           誰と恋愛してても、おまけで必ずキープ出来てしまう・・・・気の毒だよ、先輩!!

           EDで、彼の大人度を再確認しました。

           ワルツ、踊りたかったです。

 

 

          ♪金澤紘人

           無精ひげは健在で、大人の振りしたガキっぽさも健在ですが。

           前作では学園長とタメ口をきき、今作では理事長と先輩後輩の仲だと呑みに行き。

           ひょっとして、こいつが影の学園そう取り締まりではないだろうか、と疑う。

           にしてもねえ・・・・・・・教え子に手を出してはいけないと、それはきちんとしてるのに。

           教え子に甘えるのは、構わないんですか金やん。

           で結局・・・・・・歌を辞めたのは、失恋が原因なのか喉が原因なのか。

           ハッキリして欲しい、今日この頃。

           ワルツイベント、あったら面白かっただろうな。

 

 

          ♪冬海笙子

           今回は、前と違って縛りが少なくなってたんで楽ではあったけど、有難味が薄れた代表。

           いや、ギリギリまで男の子達との恋愛、同時進行できましたから。

           前作は・・・・・・・3段階までだっけ、同時進行は。

           相も変わらず、可愛いな・・・・・・・いい子だ、うん。

           今回、あまり変貌が大きく出なかったのが、ちょっと残念。

           ワルツ、天羽ちゃんと踊るのかい???せっかく好みのドレス、着てたのに。

 

 

          ♪天羽菜美

           今回は、狂言回し・・・司会役でしたね、天羽ちゃん。

           残念だったけど、出番が増えてたんで嬉しかったり。

           相変わらず、しっかりした子だねあんたは。

           いいキャリアウーマンに、なりそうです。

 

 

          で、EDですが・・・・・・・。

          数人の大人(年齢ではなく)を除いて、他の連中!!!

          コンサートドレス姿の恋人を、雪の降る屋外に呼び出して。

          そのまま告白・・・・って、ありえない!!!!

          私なら、その時点で屋内に戻ってますな・・・・・・はははははは。

 

 

 

          ちょっと辛口になりました、今回のレビューです。

          時間かけた挙句に、辛口・・・・・あははは・・・・・辛口だったんで、時間がかかったんです。

          何しろネオロマファンのお嬢ちゃんたちは、すでに「アンコール」もクリアなさってるかと。

          ああ、それなのに・・・・時流に逆らって、こんなレビューを。

          聞き流して、忘れてくださいませ。                2007/10/2

 

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